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レアル・マドリーとの接触を認めるポグバ代理人「今は初期段階」

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史上最高額になるとも言われる市場価値は「オファー次第」

 ユベントスMFポール・ポグバの代理人は、同選手の移籍交渉に向けてレアル・マドリーと接触していること、ほかにも複数クラブが関心を抱いていることなどを認めている。スペイン『マルカ』とのインタビューで語った。

 『マルカ』は19日、ユベントスがポグバ獲得を望むクラブとの交渉に応じる義務があり、マドリーとの交渉が行われる見通しだとも伝えていた。20日には代理人ミーノ・ライオラ氏へのインタビューを掲載し、その中で同氏はポグバについて次のように述べている。

「彼は自分が心地よく感じられるプロジェクトを望んでいる。彼の好むサッカー観があり、彼を信じてくれる者たちがいる場所だ。自分のチームに明確なアイディア、プロジェクトがあることを好んでいる。ビッグクラブであってもそれがない場合もある」

「ユーベに残るとしても何も問題はないだろう。彼はユーベですごく幸せだし、ユーベも彼にすごく満足している。2つか3つのクラブと話をしており、その中にはポールがスポーツ面のプロジェクトを強く気に入っているものもある。ユーロの最中には穏やかに過ごしたいと彼は望んでいるがね」

 そのクラブの中の1つがマドリーであることは認めつつ、具体的な交渉を進めているわけではないとも主張した。

「それは秘密ではない。何も決まってはいないが、話をしているところだ。(マドリー監督ジネディーヌ・)ジダンの意思は重要だし、クラブの意思も重要だ」

「今は初期段階だよ。交渉を行っているわけではない。双方が自分たちの希望を知っているし、交渉がまとまるのか破談に終わるのかは最後に分かるだろう。状況は非常にポジティブなものだ」

 ポグバがマドリーを特別なクラブだと考えており、ジダン監督に対して強い尊敬の念を抱いていることも強調している。

「彼はバロンドール受賞を夢見ている。その目標のためにマドリーが素晴らしいクラブであることに疑いはない。ポールにとって、レアル・マドリーやジダンやマドリディスタたちはいつも特別な意味があるものだった。称賛の思いを抱いている」

「ほかにも重要なクラブはある。(マンチェスター・)ユナイテッドは彼の人生の一部だったし、バルセロナの3人のFWも気に入っている。パリには家もある。だがレアル・マドリーは…。ジダンについてはいつも称賛しているし、そのことが彼の決断に重要な意味を持つことになるだろう」

 マドリーMFトニ・クロースの弟フェリックスは、兄には1億2000万ユーロ+ポグバの価値があると主張していた。ライオラ氏は、1億4000万ユーロに達するとも言われるポグバの市場価値について次のように述べた。

「ポールにふさわしい金額を支払うことのできるすべてのクラブが彼に関心を持っている。飛び抜けた逸材であり、彼ほどの選手はマーケットに誰もいない。たとえクロースの弟が、兄には1億2000万ユーロの価値があると言ったとしてもね」

「(ポグバの価値は)市場が提示する金額次第だ。レアル・マドリーやシティやチェルシーやPSGが来たとすればある一定の価値を持つようになるし、ラージョが来たならまた別の価値になるだろう。クラブが支払いたい金額が彼の価値だ」

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