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チッチ氏のブラジル新監督就任が正式決定、「このままではW杯出場を逃す」

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 ブラジルサッカー連盟(CBF)は20日、ブラジル代表新監督にチッチ氏(55)が就任したと発表した。この日に就任会見を行い、チッチ氏が意気込みを語っている。

 現在行われているコパ・アメリカでブラジル代表はまさかのグループリーグ敗退。今月14日にコパ敗退の責任を取る形でドゥンガ監督が解任されていた。

 2012年にコリンチャンスを率いて、クラブW杯を制したほか、昨年は同クラブをブラジル全国選手権制覇に導いているチッチ氏にセレソン再建は託された。

 会見に臨んだ新指揮官は、2018年ロシアW杯出場権の獲得へ向けて、強く意気込んだ。W杯南米予選の6試合を終え、ブラジルは6位に低迷中。上位4チームが出場権を獲得し、5位は大陸間プレーオフへ出場するため、このままでは史上初めてW杯出場権を逃してしまう状況だ。

 CBFによると、チッチ新監督は「W杯出場権の獲得に集中したい。現時点での我々は出場圏外にいる」と現実を見据え、「このままではW杯出場を逃す恐れがある」と指摘した。

「私がここにいるのはチームが残念なことに結果を出せなかったからに他ならない。しかしここから成長し、W杯出場権を獲得するポテンシャルは持っている」。セレソン再建なるか。

●コパ・アメリカ2016特設ページ

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