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ナビスコ杯の大会名称が「ルヴァン杯」に…8月開幕の決勝Tより変更

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 Jリーグは21日、都内でリーグカップ戦新大会名称発表記者会見を行い、すでにグループリーグの終了しているナビスコ杯の大会名称を決勝トーナメントから「JリーグYBCルヴァンカップ」(略称:ルヴァンカップ)に変更することを発表した。

 リーグカップ戦の冠スポンサーであるヤマザキナビスコ株式会社が9月1日よりヤマザキビスケット株式会社に商号を変更するためで、ヤマザキビスケット社の新ブランド名となる「YBC」(YAMAZAKI BISCUITS COMPANYの頭文字)と、基幹商品の「ルヴァン」の名前を冠した大会名称となった。

 当初はナビスコ杯の名称を今季の決勝まで継続して使用し、来季以降について協議していくとしていたが、Jリーグ側から今季の決勝トーナメントより名称を変更してはどうかと提案。ヤマザキナビスコ側も快諾した。

 Jリーグの村井満チェアマンとヤマザキナビスコの飯島茂彰社長はこの日、記者会見に出席。村井チェアマンは「飯島社長とお会いした際、(商号変更は)社運を賭けた一大事業とお聞きし、来年からの変更ではなく、このタイミングで一緒に大会名称も変更させていただけないかと申し出た」と説明した。

 今季のカップ戦は神戸、大宮、横浜FM、福岡の4チームがグループリーグを突破。ACLに参戦していたためシードとなっていた広島、G大阪、浦和、FC東京の4チームを加えた計8チームで8月31日より決勝トーナメントを行う。7月3日に組み合わせ抽選会が行われ、決勝は10月15日に埼玉スタジアムで開催される。

 ヤマザキナビスコはJリーグ開幕前年の1992年よりJリーグカップ戦の冠スポンサーになり、2013年には同一スポンサーとしては世界最長のカップ戦になったとギネス記録として認定されていた。

 Jリーグはこの日、2017シーズンから2019シーズンまでの3年間、リーグカップスポンサー契約を引き続きヤマザキナビスコ株式会社(9月1日よりヤマザキビスケット株式会社に商号変更)と締結することが決まったことも合わせて発表した。

(取材・文 西山紘平)

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