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ラツィオ、ビエルサ監督就任へ 1年契約で合意と報道

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復活目指す名門が大物指揮官の獲得に迫る

 ラツィオマルセロ・ビエルサ氏の“獲得”を決めたようだ。イタリアメディアは20日、両者が合意に達したと報じている。

 シーズン途中にステファノ・ピオリ前監督を解任したラツィオは、下部組織を率いていたシモーネ・インザーギ監督を昇格させていたが、来季に向けて大物指揮官の招へいに動いていた。

 元チリ代表のホルヘ・サンパオリ氏や、元イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ氏と交渉していたラツィオだが、先日から報じられていたのが、元アルゼンチン代表のビエルサ氏への関心だ。

 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ラツィオの人間がアルゼンチンでビエルサ氏と交渉し、契約書へのサインをかわしたとのこと。イタリアに帰り次第、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長がサインするという。

 ロティート会長は2年契約を望んでいたが、ビエルサ氏の意向で1年契約になる見込み。1年の延長オプションがつく形になりそうだ。年俸は320万ドル(約3億3000万円)とみられている。

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