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U-20女子代表候補、男子高校生に完敗「多くの課題を見つけた」

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 新潟県内でトレーニングキャンプを行っているU-20日本女子代表候補は21日、帝京長岡高(男子)と練習試合(30分×3)を行い、0-6で敗れた。

 1本目をスコアレスで耐えたが、2本目に4失点。フィールドメンバーを入れ替えた15分以降に3失点した。そして3本目にも2失点。日本サッカー協会(JFA)によると、高倉麻子監督は「プレッシャーの強い相手に押し込まれる時間帯が長かった。自分たちの攻撃の形を作ることを改善点とし、これからのトレーニングに取り組んでいきます」と話した。

 選手たちからも課題と収穫の声が上がる。2本目に出場したGK 松本真未子(浦和L)は「もっとゲームの中で一人ひとりが修正をしていかなければいけないと強く感じました」と反省。「たくさんの課題が見つかったので、今日の試合を無駄にしないように残り5か月でもっとレベルアップしたい」と11月に行われるU-20W杯を逆算する。

 同世代のエースMF杉田妃和は「CKやFKの数で相手が勝る中、セットプレーでの失点が0だったのはすごく良かった」と収穫を語る。それでも「スピードに乗ってくる相手や裏へ走ってくる人に対しての対応がよくなく、危ない場面があった。ゴールに向かう場面が少なく、ラストパスの精度も上げていかなければいけない」と改善点を挙げた。

 同代表は22日の午前練習で3日間の新潟合宿を打ち上げている。

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