beacon

マンU移籍への決定打か…ドルト10番獲得に向け移籍金43億円に増額へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

 マンチェスター・ユナイテッドが、ドルトムントの10番MFヘンリク・ムヒタリアンの獲得に向け、移籍金を増額して最終交渉に臨む構えを見せている。『ミラー』は、これがムヒタリアン獲得の決定打になる可能性が高いと伝えている。

 マンUは当初、1900万ポンド(約29億円)の移籍金を見積もっていたが、このオファーを断られたために再検討を余儀なくされた。現実的に獲得が可能な選手への変更も話し合われたようだが、提示された3100万ポンド(約47億5000万円)に近い金額、2800万ポンド(約43億円)+オプションを用意して、再度オファーを出すことにしたのだという。

 ドルトムントはすでにMFイルカイ・ギュンドアンマンチェスター・シティに、DFマッツ・フンメルスバイエルンに移籍させているため、ムヒタリアンまで放出することには難色を示しているものとみられる。ただムヒタリアンの代理人であるミノ・ライオラ氏は、ムヒタリアン自身はマンU移籍に前向きだと話している。

「マンチェスター・Uはムヒタリアンの夢のクラブなんだ。彼はなんとしてでもマンチェスター・Uに入りたがっている。話し合いを止めるなんて罪深いことだよ。マンチェスター・Uからのオファーなんて、選手生命のなかで1度あるかないかのチャンスなんだ。来シーズン、ムヒタリアンのために扉が開いているかなんて、誰も保証できやしない」

「ドルトムントと私はまったく異なる考えを持っていて、まるでライオン同士のように争ってきた。ハンス・ヨアヒム・バツケCEOと私の考えは真逆だ。しかし、たとえ今はそうだったとしても、合意に至る筋道はあると私は考えている」

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムント。ムヒタリアンまで移籍となれば、難しいシーズンになってしまうかもしれない。


●プレミアリーグ2016-17特集
●ブンデスリーガ2016-17特集

TOP