beacon

白血病で現役引退の元主将…古巣2部降格に現役復帰を志願

このエントリーをはてなブックマークに追加

 白血病と診断され、2013年に現役を引退した元ブルガリア代表MFスティリアン・ペトロフ(36)が、チャンピオンシップ(2部相当)に降格した古巣のアストン・ビラで現役復帰を検討しているようだ。

 ペトロフは母国ブルガリアでデビュー後、1999年よりセルティックでプレー。2006年まで在籍し、MF中村俊輔とも一時期チームメイトだった。2006年よりアストンビラに移籍。プレミアリーグを戦ったチームで主将を務めるなど、中心選手として活躍した。ブルガリア代表としても100試合を越えるキャリアを持っている。

 しかし2012年に急性骨髄性白血病との診断を受け、復帰へ向け懸命のリハビリを続けたが、翌年限りで引退を決断。その後はアストン・ビラでチームスタッフとして働いていた。

 ただ15-16シーズンを最下位で終え、プレミアリーグではクラブ史上初の降格の憂き目に遭った古巣の危機に、居ても立ってもいられなかったようだ。『スカイ』によると、現在はリハビリも順調に進んでおり、本人も現役復帰を望んでいるとのことで、ロベルト・ディ・マッテオ新監督はオーストリアで行うキャンプへの帯同を決断したという。

 元主将の大復活が、1年でのプレミア復帰を目指すチームの活力になる。


●プレミアリーグ2016-17特集

TOP