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セビージャ、リバプールのアレンを狙う 出場機会を求める選手は...

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 セビージャが、リバプールのウェールズ代表MFジョー・アレンを狙っている。『Goal』の取材で明らかになった。

 アレンは2012年にスウォンジーからリバプールに移籍。リバプールは同選手の獲得を望むクラブに対し、移籍金1000万ポンドを要求する構えだ。

 ホルヘ・サンパオリ元チリ代表監督の就任が濃厚なセビージャは、ラス・パルマスMFロケ・メサと個人合意に達している。だがロケ・メサ確保はアレンへの関心を弱めることにはつながらないようだ。

 リバプールは昨季途中からユルゲン・クロップ監督を迎え、アレンは同監督の下で出番を減らしている。さらにクラブは今夏レッドスターからMFマルコ・グルイッチを獲得。エンポリのポーランド代表MFピオトロ・ジエリンスキ獲得にも近づいている。アレンは出場機会を求めて移籍を検討しているとみられる。

 アレンを狙っているのはセビージャだけではない。古巣スウォンジーも、今夏アレンの復帰を画策している。しかし、スウォンジーが準備した800万ポンドのオファーは、リバプールを満足させることができなかった模様だ。

 一方、以前アレンを指導したブレンダン・ロジャース監督も選手への関心を認めている。新シーズンからセルティックを率いる指揮官は先日、「ジョーは素晴らしい選手だよ。私は常に指導してきた選手たちを注意深く見守っている」と語っていた。

 またリバプール移籍の噂が浮上しているジエリンスキの代理人は、『Goal』に対して「彼は今ユーロに集中している。大会が終わってから、話し合わなければいけない案件があるだろう」と述べた。代理人は今夏の移籍を示唆している。

 ジエリンスキの加入や、他クラブの関心がアレンのセビージャ移籍に影響するのは間違いない。出場機会増加を望むアレン、MFアントニオ・レジェスやエベル・バネガの退団で中盤の強化を目論むセビージャ、両者の思惑は一致しているように見えるが果たして…?

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