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クロアチア優位を予想するマラドーナ氏 「ポルトガルはC・ロナウドに頼りすぎ」

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アルゼンチンのレジェンド、ベイルには高評価

 アルゼンチン代表のレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏は、ユーロ2016を戦うポルトガル代表がFWクリスティアーノ・ロナウドに依存しすぎているとして、ベスト16で対戦するクロアチアの優位を予想している。

 今大会最高のスター選手だと言うべきC・ロナウドを擁するポルトガルだが、ここまでは苦しい戦いを強いられている。アイスランド、オーストリアとの引き分けに続き、グループ最終節のハンガリー戦では3度のリードを奪われる展開となったが、C・ロナウドの2得点などでこの試合も引き分けに持ち込んでグループ3位に滑り込んだ。

 一方のクロアチアは王者スペインを破り、グループDを首位で突破してきている。25日に行われる決勝トーナメント1回戦の対戦に向けて、マラドーナ氏は『タイムズ・オブ・インディア』のコラムで次のように述べた。

「ポルトガルはロナウドに依存しすぎている。ハンガリー戦の彼は素晴らしかったが、彼がうまくやれなければポルトガルの力は半減する。戦術的に抜け目のないクロアチアは、ロナウドへのボール供給を減らすようにするはずだ」

「彼はスペースを求めて動かなければならなくなるかもしれない。ポルトガルの成功の可能性は、彼がそれをどれくらいうまくやれるかに懸かっている。中盤やディフェンスの穴も塞がなければならない。ミスが敗退につながりかねない場所だからだ。有利が予想されるのはクロアチアの方だ」

 一方、3試合連続ゴール中と好調なFWガレス・ベイルには賛辞を送りつつ、同選手を擁するウェールズと北アイルランドの同国対決については次のように予想している。

「ウェールズは北アイルランドより良く見える。ガレス・ベイルがいるからだ。レアル・マドリーのスター選手はFKからゴールも決められるし、図抜けたスピードで走ることもできる。彼の送るクロスはいつも危険を生み出す」

「だが、北アイルランドはウェールズを苦しめるかもしれない。ビッグネームのいるチームではないが、精神力は強い。ウェールズにそう簡単にスペースは与えないだろう」

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