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スイス敗退もMOMはシャキリ…圧巻オーバーヘッドも「結局はあまり関係なかったね」

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[6.25 EURO決勝T1回戦 スイス1-1(PK4-5)ポーランド サンテティエンヌ]

 スイス代表を牽引したMFジェルダン・シャキリが後半37分に圧巻のオーバーヘッドで同点ゴールを決めたが、PK戦の末に敗れ、「結局はあまり関係なかったね」と肩を落とした。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが試合後のシャキリのコメントを伝えている。

 1勝2分のA組2位で決勝トーナメント進出を決めたスイスは25日、C組2位のポーランド代表と対戦。前半39分に先制点を許したが、後半37分に左サイドから上がったクロスの流れからシャキリが左足オーバーヘッド。右ポストに当たりながらもゴールネットを揺らし、終了間際に同点に追いついた。その後、延長戦でも決着がつかずPK戦に突入。先攻のスイスは2人目のMFグラニト・ジャカがゴール左に外し、PK4-5で敗退となった。

 この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたシャキリは「すごくいいゴールだったけど、結局はあまり関係なかったね。あれで勝負はPK戦までもつれ込んだけど、僕らは負けてしまった。でも、確かにナイスゴールだった。スイス代表での得点は常に誇らしいものだよ」と振り返った。

「2点目を奪えそうだったけど、残念ながらそれができなかった。PK戦ではポーランドが運に恵まれた。非常に優れたポーランドを相手に僕らはよく戦っていたと思う。彼らを抑えられていたし、ビッグチャンスは1つも与えなかったように思う。僕らは決定的なチャンスをいくつか作った。相手より良かったし、勝ち上がるのにふさわしかった」

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