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セスク、英国EU離脱に落胆「とても残念な決定」「プレミアリーグにマイナス」

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 チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスは、イギリスのEU離脱はプレミアリーグや選手たちにマイナスの影響を及ぼすことだとして、「残念な決定」だと考えを述べている。

 23日にイギリスで行われた国民投票の結果、EU離脱を支持する票が上回った。これにより、イギリスは今後具体的に離脱に向けて動いていくことになる。

 当然ながら、サッカー界に対しても大きな波紋が及ぶことが予想される。英国通貨のポンドはすでに大幅な下落を見せており、選手の給与や、他国から新たに選手を獲得する際の移籍金に影響してくることは必至だ。

 EU離脱により、他国出身の18歳以下の選手との契約も基本的には結べなくなる可能性があり、16歳でバルセロナからアーセナルへ移ったセスクのような有望な若手を”青田買い”することもできなってくるかもしれない。

 ユーロ2016決勝トーナメント1回戦のイタリア戦に向けた会見の中で、セスクがイギリスのEU離脱について次のように語ったとしてイギリス複数メディアが伝えている。

「とても残念な決定だ。多くの人々にとってすごくネガティブなことだと思う。個人的には、ミステイクだと思っている。予想はしていなかったよ。楽観的に考えながら眠りについたけど、朝起きたらこんなニュースになっていた」

「プレミアリーグにはマイナスになることだと思う。選手を獲得するのはより難しくなるだろうし、ポンドがユーロに近く(安く)なれば給料も変わってくるだろう。サッカーだけに限らず、すべての人々の日常生活や未来を色々と難しくするような決定だ」

 ユーロ3連覇を目指すスペインは、27日にイタリアと激突して準々決勝進出を争う。

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