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相手の消極姿勢に不満なチョルルカ「ポルトガルはチェコやトルコより弱かった」

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 25日に行われたユーロ2016決勝トーナメント1回戦の試合で、クロアチアはポルトガルに0-1の敗戦を喫した。DFベドラン・チョルルカは、ポルトガルの戦いが守備一辺倒だったとして不満を口にしている。

 ポルトガルに対して優位が予想されていたクロアチアは、ボールの支配では相手を上回りながらも、結局最後までゴールを奪うことはできず。0-0で迎えた延長後半の117分、FWクリスティアーノ・ロナウドのシュートから、最後はFWリカルド・クアレスマが決勝点となるゴールを押し込んだ。

 チョルルカは試合後のミックスゾーンで次のようにコメントしている。

「すごく残念な思いだ。僕らの方がかなり良いチームだったと思うからね。彼らは守ってチャンスを待つつもりだった。サッカーはそういうものだよ。僕らには準々決勝へ進む資格があったと思うし、相手は少しラッキーだったと思うけど、受け入れるしかない」

 C・ロナウドは得点の場面までシュートを放つこともなかったが、最後の最後に決定的な仕事をやってのけた。

「相手がずっと守ってばかりだとプレーするのは難しい。そういう戦い方だから、彼(C・ロナウド)にもボールが来ることはなかった。最後の2分まではすごく楽な仕事だったけど、そこからカウンターでやられてしまった。それがロナウドだよ。彼の時間は必ず来るんだ」

 チョルルカにとっては、グループステージで対戦したトルコやチェコの方がポルトガルより手応えある相手だったと感じられたようだ。

「ポルトガルはトルコやチェコよりも弱かったよ。でも、2008年のトルコ戦(ユーロ準々決勝)とどちらの方がより悔しいかと言われると、ウィーンでの試合の方だけどね」

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