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フランスはイタリア撃破のアイルランドを警戒「彼らは気持ちが強く、ハードワークをいとわない」

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 フランス代表は26日にEURO2016でアイルランド代表と決勝トーナメント1回戦を戦う。この試合を前に会見に出席したディディエ・デシャン監督のコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えている。

 2勝1分で首位通過した開催国フランスは、優勝した2000年大会以来、決勝トーナメントでは勝てていない(2004年と2012年は準々決勝敗退、2008年はグループリーグ敗退)。“鬼門突破”に意気込むデシャン監督は「決勝トーナメントの試合はこれまで以上にエキサイティングになるが、かたくなる、あるいは怖気づくことなどない。ラウンド16という次のハードルを越えることが目標だ」とまずはこの試合に集中している。

 フランスは今大会1失点を喫しているが、流れからではなく、PKによるものだった。「最高レベルでは、しっかり守れなければならないが、勝つためには相手より1ゴール多く奪う必要がある。懸命に努力し、守備面の不安要素と向き合い、できるだけ強固な組織を保とうとしてきた。最初の3試合でうちは1失点しかしておらず、それもPKだった。この調子を続けていく必要がある」と守備面での継続を強調する。

 また、対戦相手のアイルランドは、E組3位で勝ち上がったが、グループリーグ最終節で後半40分に決勝点を挙げ、イタリアに勝利していた。「私は難しい試合を覚悟しているよ。アイルランドは気持ちが強く、ハードワークをいとわない。それだけでなく、優れた選手が何人かいる。彼らは最初の3試合、よくボールをつないでいた。よく“闘志”について語られるが、彼らは語るだけでなく、全力で戦う。ほとんど遺伝子的なことと言っていいだろう」と警戒した。

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