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生き残るのは誰だ…合宿2日目行うU-23代表、MF豊川「アピールして帰りたい」

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 U-23日本代表は27日、29日に行われるU-23南アフリカ代表戦に向けて松本市内でトレーニングを行った。前日に試合のあったDF室屋成(FC東京)、DF三浦弦太(清水)、MF原川力(川崎F)、MF矢島慎也(岡山)、MF豊川雄太(岡山)、FW中島翔哉(FC東京)、FWオナイウ阿道(千葉)の7選手が合流し、派遣手続きのためにこの日の夜に合流するDF松原健(新潟)を除く20選手が練習場に姿を現した。

 J1リーグ第17節神戸戦で左ひじを負傷したMF遠藤航(浦和)は別メニュー調整。合流したばかりの選手たちはランニングで汗を流した後にストレッチを行うなど、軽めの調整に。先日から練習を行っているメンバーはランニング後にボールを使ったトレーニングを行い、その後はシュート練習などを行って練習を終えた。

 U-23南アフリカ戦はリオデジャネイロ五輪前に行われる国内でのラストマッチとなるが、メンバー発表会見時に手倉森誠監督が「強化試合であって、壮行試合ではない」と語ったように、7月1日に発表される五輪最終メンバーへの生き残りを懸けた大事な試合となる。

 負傷の影響もあり、今年3月に行われたポルトガル遠征以来の招集となった豊川は、「短い期間だけど、監督からチャンスをもらえたので、何かしら結果を残したいし、しっかりアピールして帰りたい」と限られた時間の中でのアピールに燃えている。

(取材・文 折戸岳彦)

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