beacon

EU離脱に続いてユーロからも“離脱”…イングランドの予想外の敗退に皮肉も

このエントリーをはてなブックマークに追加

 27日に行われたユーロ2016決勝トーナメント1回戦の試合で、イングランド代表は1-2でアイスランド代表に敗れて大会を去ることになった。イングランド敗退をイギリスのEU離脱と絡め、皮肉を込めた伝え方をしているメディアもある。

 選手個々やチームとしてのネームバリューでは圧倒的に上回ることもあり、アイスランドに対して優位が予想されていたイングランド。開始4分でPKを獲得して先制したが、すぐに同点に追いつかれると、18分には早くも逆転のゴールを許した。その後ゴールが生まれることはなく、ベスト16での敗退が決まった。

 イギリスではつい先日、国民投票によりEU離脱が決定されたばかり。アメリカ『USAトゥデイ』やイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが、この試合を報じる記事に「もうひとつの”ブレグジット(=英国のEU離脱)”」と題している。『ツイッター』などソーシャルメディアでも、2つの”離脱”を関連付けたコメントが相次いでいるようだ。もっとも、北アイルランドとの英国対決を制したウェールズは準々決勝に勝ち残っているのだが…。

 なお、アイスランドは一旦EUへの加盟申請を行いながらも昨年取り下げた経緯がある。今回のユーロ出場国の中では、スイス、ロシア、ウクライナ、トルコ、アルバニアとともにEU非加盟国のひとつだった。

●EURO2016特設ページ
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP