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またしても大物スターが中国へ? フッキが移籍金史上最高額で上海上港入りか

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次々と大物外国人選手を引きつけるCSL

 またしても大物外国人選手が中国に乗り込むことになるのかもしれない。ゼニト・サンクトペテルブルクのブラジル代表FWフッキの移籍の可能性が報じられている。

 ロシア『タス通信』が伝えたところによれば、フッキは29日に上海に到着し、上海上港との契約に向けたメディカルチェックを受ける見通しとのことだ。

 ゼニトに支払われる移籍金は6000万ドル(約61億6000万円)に達し、さらにフッキが15ゴール以上を記録すればボーナスが追加される契約になるという。年俸はボーナス別で1250万ドルになると伝えられている。

 中国スーパーリーグ(CSL)の各クラブは今年1月から2月にかけての冬の移籍市場で次々と大物外国人選手を獲得し、世界的に注目を集めた。江蘇蘇寧はシャフタール・ドネツクからFWアレックス・テイシェイラを5600万ドルで獲得したが、フッキの移籍が報道どおりの金額で成立すればこれを上回り、中国における移籍金の最高額を更新することになる。

 フッキとともにコパ・アメリカ・センテナリオに出場していたブラジル代表メンバーにも、中国クラブに所属する選手が2人含まれていた。山東魯能DFジウ、北京国安MFレナト・アウグストに続いて、フッキも中国でプレーすることになるのだろうか。

 上海上港ではかつてイングランド代表などを率いたスベン・ゴラン・エリクソン監督の下、外国人選手としてガーナ代表FWアサモア・ギャンやブラジルのFWエウケソン、アルゼンチンのMFダリオ・コンカらがプレーしている。今年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではグループステージでガンバ大阪と対戦し、決勝トーナメント1回戦ではFC東京を敗退に追い込んだ。
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