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デル・ボスケ、カシージャスと緊張関係にあった 「仲間に対しては完璧だったがスタッフには…」

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退任のメッセージも唯一送らなかったと明かす

 スペイン代表監督退任を発表したビセンテ・デル・ボスケ監督が、GKイケル・カシージャスとテクニカルスタッフの関係が緊張していたことを明かした。

 スペインはユーロ2016決勝トーナメント1回戦でイタリアに敗れ、3連覇の夢が潰えた。デル・ボスケ監督は『カデナ・セール』で、退任の意向を明らかにしている。

 そのデル・ボスケ監督が、大会で控え扱いとなったカシージャスについて次のように言及した。GKダビド・デ・ヘアをレギュラーに抜擢したことで、長年にわたってスペイン代表のゴールマウスを守ってきたカシージャスはデル・ボスケ監督らに不満だったようだ。『マルカ』が伝えた。

「チームメートに対しては良かった。正しかった。だが、スタッフとはまずまずだったんだ。だから、カシージャスにだけ(退任するという)メッセージを送らなかった。彼は私やフィジカルトレーナーやアシスタントコーチをよく思わなかったんだ。それ以外とは完璧だった。我々に怒っていたんだ」

 だが、デル・ボスケ監督はカシージャスの不満を理解しているとも述べた。

「彼が傷ついたり、怒ったりするのは分かる。我々が間違えたことをしたと考えるのもね。代表で167試合に出場した選手のことは誇りに思わなければならない。3、4試合でその経歴が傷つくことはないと思う」

「カシージャスに失望してはいない。私は彼をすごく評価している。彼が9歳のときから、私は彼を知っているんだ」

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