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ドルトムント弱体化への懸念が決定打? フンメルスがバイエルン移籍の理由を語る

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ギュンドガンやムヒタリアンの移籍希望を以前から知っていたと明かす

 バイエルンDFマッツ・フンメルスドルトムントからの移籍を決めたのは、古巣における主力流出を見越してのことだったようだ。チームメートたちの退団希望を知っていたと明かしている。

 ドルトムントで8年半を過ごし、2015-16シーズンはキャプテンも務めたフンメルスはこの夏、ユース時代を過ごしたバイエルンへの復帰を決めた。

 タイトル獲得やミュンヘン近郊に実家があることが理由とされてきたが、ドルトムントでタイトルを獲得するのは難しくなるとの見通しも、フンメルスをバイエルンへと向かわせたようだ。

 ドルトムントは、フンメルスと同じく契約が残り1年だったMFイルカイ・ギュンドアンマンチェスター・シティに移籍。MFヘンリク・ムヒタリアンマンチェスター・ユナイテッド加入間近と言われる。

 主力選手たちがドルトムント退団を考えていたことを、フンメルスは早い時期から知っていたようだ。ドイツ『WAZ』のインタビューで、移籍決断の真相について聞かれると、次のように答えた。

「どう決めるにしても、信じられないほどたくさんの理由があったかもしれない。それについてはもう話しても仕方ない。ただ、イルカイが退団することやミッキー(ムヒタリアン)の考えを、僕は結構前から知っていたんだ。最終的にはそれにも影響されたね」

 ドルトムントはこれまで6人の新戦力を獲得している。フンメルスは古巣の動きについて、このように続けた。

「ちょっとした入れ替えはあるようだね。でも、ドルトムントは非常に大きな才能を持つチームだ。若い選手が多いから、将来性が見込めると思うよ」

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