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「覚えてないぐらい前のこと」11年ぶり8強の大宮MF金澤「前回より上の記録を」

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 ナビスコ杯から大会名称を変更したJリーグYBCルヴァンカップの決勝トーナメント組み合わせ抽選会が3日、行われ、11年ぶり2度目の決勝トーナメント進出を決めた大宮アルディージャは準々決勝で横浜F・マリノスと対戦することが決まった。

「自分も覚えていないぐらい前のこと」。05年大会以来、11年ぶりの決勝トーナメント進出となった大宮MF金澤慎はそう率直に語った。05年当時、金澤はプロ4年目の21歳。グループリーグは4試合に出場したが、準々決勝はメンバー外だった。そのときの相手も横浜FM。第1戦は0-1、第2戦は1-3と連敗しており、11年越しのリベンジが懸かっている。

「ルヴァン杯に名称が変わって初めての大会だし、何とかして大宮アルディージャの名前を残したい。チームとしては11年ぶりの決勝トーナメント。前回より上の記録を残したい」。05年の8強を上回る史上初の4強入りなるか。迎え撃つ横浜FMのMF喜田拓也は「大宮は全員がハードワークする組織的なチーム」と警戒。「ここ最近、マリノスはタイトルから遠ざかっている。ここで絶対に取りたいし、チーム一丸となってタイトルに向かって突き進みたい」と意気込んでいた。

(取材・文 西山紘平)

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