元ブルガリア代表のフリスト・ストイチコフ氏は、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが今年のFIFAバロンドールを受賞することを望みながらも、実際にはFWクリスティアーノ・ロナウドが受賞することになると予想している。

　現在開催中のEURO2016では、グリーズマンは準々決勝を終えた時点で4ゴールを記録し、得点ランク単独首位に立っている。一方のC・ロナウドはここまで2得点にとどまり、期待の大きさに比べれば物足りない状況だ。

　両者の所属するマドリードの2チームを抑えてリーガ・エスパニョーラを制したバルセロナの選手たちなども含め、今季のバロンドール受賞者は現時点で予想が難しい状況かもしれない。かつてバルサでプレーし、自身も1994年バロンドールを受賞したストイチコフ氏は、スペイン『カデナ・コペ』で次のように話している。

「グリエーズマンはいつも活躍を見せており、素晴らしいサッカーをプレーしている。だが、受賞するのは間違いなくC・ロナウドだろう。彼はハンサムだからね」

　ストイチコフ氏はウェールズ代表FWガレス・ベイルもバロンドール候補だとした上で、「ウェールズが(EURO)決勝に進むなら」と条件をつけている。6日に行われる準決勝で、ウェールズはC・ロナウドを擁するポルトガルと激突する。

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