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デル・ボスケ、カシージャスとの確執騒動に言及 「私の間違いだった」

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長く代表に貢献してきたポルトGKとの関係性を語る

 スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督が、ポルトの同代表GKイケル・カシージャスとの確執について、その真相に触れた。指揮官は自身の過ちを認めている。

 ユーロ2016でイタリアに敗れ、ベスト16敗退が決まったスペイン。ユーロ3連覇の夢は儚くも費えた。

 大会終了後に退任を発表したデル・ボスケ監督だが、先日ユーロでは控え扱いとなったカシージャスが不満を抱えたいたことを暴露していた。その後、両者の確執が話題となったのは周知の事実である。

 デル・ボスケ監督はスペイン『オンダ・セロ』で今回の騒動について次のように話している。

「息子との関係のようなものだ。子どもが悪い行いをし、それを注意する。2日間口を利かないでいれば、3日目には問題解決に迫られる。カシージャスにとって、快適な状況ではなかった。彼は自分がプレーすべきだと思っていた。そうでないなら、何らかの説明を受けるべきだともね。だが、そのどちらもなかった」

「我々がアンフェアだったのかもしれない。あるいは、説明するのが遅かったのかもしれない。私はカシージャスのプロフェッショナリズムを高く評価していたので、これほどの問題になるとは考えていなかった。それでも、関係を修復するのは簡単だった。長年に渡り、彼とは素晴らしい関係を築いていたからね」

 指揮官は自身の非を認めた。

「カシージャスについて、私はああいった発言をするべきではなかった。私の間違いだったよ。我々は不完全だ。私を聖人のように位置付ける人たちがいるが、そうではない。私も人間だよ。23名の選手がいる中で、全選手を満足させることなど不可能だ」

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