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ネイマールが“あの大怪我”を語る「キャリアが終わりかけた」

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 バルセロナのブラジル代表FWネイマールは2014年のブラジルW杯で負った重傷で引退の可能性もあったことを明かした。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 ブラジルは自国開催となった2014年W杯の準々決勝でコロンビア代表と対戦。ネイマールは母国のエースとしてこの試合も先発出場したが、背後からDFファン・スニガの膝蹴りを受けて腰椎を骨折し、戦線離脱を余儀なくされた。エースを失ったブラジルはコロンビア戦こそ2-1で制したものの、続く準決勝のドイツ代表戦は1-7で惨敗。ショックを引きずったままオランダ代表との3位決定戦でも0-3の完敗を喫し、国民の期待を大きく裏切る結果となってしまった。

 同紙によれば、ネイマールは「自分のキャリアの中でいくつも困難はあったけど、最もひどかったのはブラジルW杯だ」と当時を振り返り、「僕は子供のころから世界チャンピオンになるのが夢だった。でも、サッカー選手のキャリアを終えなければならなくなるほどの大怪我で、その夢が壊されたんだ」と引退の恐れもあったことを打ち明けている。

「非常に困難な時期だった」と回想するネイマールだが、「幸いなことに友人や家族が近くにいてくれた。ああいう時は支えてくれる人たちの存在が重要なんだ」と復活への経緯を話した。大怪我を乗り越えたブラジルのエースは、オーバーエイジで参加する地元開催のリオデジャネイロ五輪で再び世界一を目指すことになる。

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