beacon

2年目のHSVで意気込む酒井 「ここで良いプレーをし、W杯出場へ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ドイツ『ビルト』のインタビューで語る ブンデスからの移籍は考えず

 日本代表DF酒井高徳が、ドイツ『ビルト』のインタビューで、2018年のロシアW杯出場への意気込みを見せた。そのためにも、所属のハンブルガーSV(HSV)で良いプレーをしなければならないと述べている。

 MF清武弘嗣がセビージャへと移籍したが、FW宇佐美貴史がアウクスブルクに加入するなど、依然としてブンデスリーガは日本人選手の活躍の舞台となっている。ブンデスと日本人選手の関係について振られると、酒井は次のように答えた。

「欧州でドイツほど日本人選手がプレーしているリーグはありません。日本とブンデスリーガはうまく合うんですよ。メンタリティーや規律の点からね。日本ではより規律が重視されます」

 また、ブンデスリーガからの移籍を考えたことはないのかとの質問に、酒井はこう答えている。

「ないですね。ここは自分にとって完璧なんです。ドイツ語もかなり学びました。もう別の新しい言語を学ぶ必要はないでしょう(笑)」

 そしてロシアW杯出場という目標について問われると、酒井は次のように述べている。

「もちろん、出場したいと思っています。だからこそ、HSVで試合に出て、良いプレーをすることが重要です。日本代表は最終予選を迎えます。タイ、サウジアラビア、UAEでのアウェーゲームは簡単じゃありません。気候の難しさもあります。でも、僕らは突破しなければいけません」

 シュツットガルトからHSVに移籍して2年目の今季に向け、酒井はこう意気込みを表した。

「1年目はとても良い感じでした。ここまではすべてがうまくいっています。ハンブルクはとても快適な場所ですよ。今季は2年目で、もっとイニシアチブを出せるはずです」

「目標? できるだけのことをしたいですね。昨季も悪くはありませんでしたが、個人としてもチームのパフォーマンスにも、完全には満足していません。僕らは下位のチーム相手に多くの勝ち点を得ることができませんでした。それが大きな問題だったんです。それに、僕らはラストパスや最後のクオリティーを欠いていました。ストライカーだけでなく、チーム全体の問題です」


●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP