beacon

「憲剛不在」とは言わせない…川崎F、2度ビハインド跳ね返す大逆転勝利!

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.13 J1第2ステージ第3節 川崎F3-2新潟 等々力]

 川崎フロンターレがホームでアルビレックス新潟に3-2で勝利した。クラブ記録を更新中の不敗は12戦に伸び、4連勝で年間首位をキープした。

「来ると信じて入っていら…、きっと神様は見てくれていたんだと思います。みんな最後まで諦めなかったですし、その結果が勝利に結びついたと思います」

 川崎Fが劇的勝利を飾った。前半35分、MF野津田岳人にミドルシュートを蹴り込まれ先制を許した川崎Fだが、3分後の同38分にリオデジャネイロ五輪代表MF大島僚太がお返しとばかりの鮮やかミドルで試合を振り出しに戻す。

 後半20分にはクリアボールが主審に当たって相手にこぼれ、MFレオ・シルバに勝ち越し弾を決められたが、同39分にCKの流れからFW小林悠のシュートがオウンゴールを誘発。2度目の同点に追いついた。

 そして歓喜の瞬間は後半アディショナルタイム、川崎Fは左サイドに展開すると、DF車屋紳太郎がクロス。ゴール前の混戦の中で小林が押し込み、逆転に成功した。

「憲剛さんがいないときに負けたら何を言われるか分からないので、今日は勝ってよかったです」

「憲剛不在」。その言葉は川崎Fにとって大きなテーマだった。第1ステージ終盤の福岡戦。MF中村憲剛を怪我で欠いたチームは、最下位相手にまさかのドロー。逸冠の原因となってしまった。「負けたら何を言われるか分からない」。安堵の表情を浮かべた小林。初タイトルに向け突き進む川崎Fに勢いが加わった。


●[J1]第2ステージ第3節 スコア速報

TOP