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双子で五輪ドイツ代表入りの弟スベン・ベンダー「兄も一緒だと知って余計に嬉しくなった」

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 ドルトムントのMFスベン・ベンダーが、双子の兄でレバークーゼンに所属するMFラース・ベンダーと共にリオデジャネイロ五輪のドイツ代表に招集されたことを喜んでいる。クラブ公式サイトが伝えた。

 ドイツサッカー連盟(DFB)は15日、リオデジャネイロ五輪に臨むU-23ドイツ代表メンバー18人を発表。ドルトムントからはDFマティアス・ギンターとオーバーエイジ枠でスベンが選出されている。

 1989年4月27日生まれで27歳のスベンは、1860ミュンヘンから2009年夏にドルトムントに加入。ここまで公式戦216試合に出場し、4得点を記録している。各年代でドイツ代表に選出されているスベンは、11年にA代表に初招集されたが7試合にとどまっている。

 五輪メンバーに招集されたことを受けてスベンは「残念ながら、ここまでドイツ代表として国際大会に出場したことがなかったんだ。五輪代表入りを聞いたときは本当に嬉しかったし、兄も一緒だと知って余計に嬉しくなったね。すごい話だよ! 思惑通りに選手を集められるわけではないので、DFBもメンバー選考に苦労したと思う。とにかく本当に嬉しいし、この大会が待ちきれないね。ものすごく大きな価値がある」と喜びを語っている。

 1988年ソウル五輪以来の出場となるドイツ。グループリーグでは8月5日にメキシコ代表、8日に韓国代表、11日にフィジー代表と対戦する。「最低でも最後のステージにたどり着きたい。サッカー選手がオリンピックでプレーするなんて、一生に一度あるかないかのチャンスだ。ラースにも電話して、可能な限り最後まで勝ち残れるように全力を尽くそうと誓い合ったんだ。一度きりのチャンスなので、自分たちのすべてを捧げないと…」と意気込みを語っている。

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