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ドルトムントから復帰の丸岡満がトップチームデビュー、C大阪・大熊監督「飛び抜けた存在に」

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[7.16 J2第23節 群馬0-2C大阪 正田スタ]

 3位セレッソ大阪はアウェーで21位ザスパクサツ群馬と対戦し、2-0で快勝した。前節は首位の札幌と対戦し、0-0の引き分け。連勝が5で止まったが、この日、2試合ぶりの白星を挙げ、7試合負けなし(6勝1分)とした。一方の群馬は3試合ぶりの黒星で6戦勝ちなし(4分2敗)となった。

 試合はいきなり動いた。前半3分、C大阪はDF丸橋祐介の左CKをニアのFW杉本健勇が頭でそらし、ファーサイドに飛び込んだMF清原翔平がヘディングで押し込んだ。清原の2試合ぶり今季3点目で先制すると、その後も試合の主導権を握る。前半18分、丸橋の左クロスのこぼれ球をこの日がJ2デビューのMF丸岡満が狙ったが、枠を捉えられなかった。

 14年のトップチーム昇格後すぐにドルトムントへ期限付き移籍し、2年間のプレーを経て今季C大阪に復帰した丸岡。ここまでC大阪U-23の一員としてJ3では13試合に出場し、1得点を挙げていたが、J2はこの日が初出場初先発だった。前半33分にもFWリカルド・サントスのシュートのこぼれ球に詰めた丸岡だが、左足のシュートは決め切れず、J2初ゴールとはならなかった。

 前半のシュート数はC大阪の9本に対し、群馬は0本。一方的にゲームを支配すると、後半も先手を取ったのはアウェーのC大阪だった。後半16分、カウンターから清原が中央をドリブルで持ち上がり、PA右のリカルド・サントスへパス。ダイレクトの折り返しを杉本が右足で押し込み、2試合ぶり今季4点目となる追加点を奪った。

 そのまま2-0の完封勝利で2試合ぶりの白星を飾ったC大阪。大熊清監督は試合後のテレビインタビューでトップチームデビューの丸岡について「献身的に、攻守にハードワークしてくれた」と称え、「厳しさや90分やるという部分はまだこれからだけど、U-23で鍛えて、戦力になってきている。飛び抜けた存在になってほしい」と、さらなる成長に期待していた。

●[J2]第23節 スコア速報

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