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香川、独誌の攻撃的MFランキングで大きく後退 後半戦のパフォーマンスに辛口評価

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 ドルトムントMF香川真司に対する評価が厳しいものとなっている。ドイツ『キッカー』が発表した2015-16シーズン後半戦の攻撃的MFランキングで、日本代表MFは「注目」カテゴリーに格下げされ、順位表から外された。

 1月に発表された昨シーズン前半戦のランキングではバイエルンFWトーマス・ミュラーが唯一、「ワールドクラス」と評価され、攻撃的MFランキングの1位に輝いていた。香川は「インターナショナルクラス」と称される3選手の中でトップとなり、ランキングでは2位につけていた。

 しかし『キッカー』の見解では、香川は後半戦で好調を維持できなかったとのこと。ミュラーが依然として首位に立つ同ランキングでは、ドルトムントの同僚MFゴンサロ・カストロ(5位→2位)やマンチェスター・シティに移籍したイルカイ・ギュンドアン(3位→3位)、さらに冬のランキングには入っていなかったブレーメンMFズラタン・ユヌゾビッチ(4位)、アウクスブルクMFク・ジャチョル(5位)、ホッフェンハイムMFナディエム・アミリ(6位)に抜かれている。

 今回、同メディアが順位付けしたのは、前述の6選手のみ。香川は今夏にハノーファーからセビージャに移籍したMF清武弘嗣や、バイエルンMFマリオ・ゲッツェらとともに「注目」カテゴリーの11人に含められており、順位付けの対象にはならなかった。

 なお『キッカー』は後半戦の香川が「調子を落とした」と説明。同メディアによる採点が平均的に「3.55」(ドイツでは1が最高、6が最低)と低く、トーマス・トゥヘル監督の下で、レギュラーの座を失ったことなどを指摘している。

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