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「汚いグーナーだけど最高の友」アーセナルサポが肝臓提供 宿敵トッテナムサポの命救う

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 トッテナムのサポーターがSNS上に投稿した内容が感動を呼んでいる。英『サン』が報じた。

 本拠地を同じロンドンに置き、昨季は互いのサポーターがスタジアムの看板を破壊したり、その報復行為としてトイレを破壊したりなど、トッテナムとアーセナルは激しいライバル関係にあるとされている。

 同紙によると、アーセナルサポーターのダニー・リードさんが、友人であるトッテナムサポーターのティム・リードさんの命を救うために自身の肝臓を提供したという。

 ドナー提供を受けたティムさんは、病室でダニーさんとお互いに愛するクラブのユニフォームを着て撮ったツーショット写真をフェイスブックに投稿。「僕と家族のために彼がしてくれたことには、言い表せる言葉はない。僕に人生における2度目のチャンスを与えてくれた。彼は自分の命を危険に晒すにも関わらず、肝臓を提供してくれた」と感謝の言葉を綴った。

 最後には「君は本物のヒーローだ。君は汚いグーナー(アーセナルファン)だけど、最高の友と呼べることをとても誇りに思う」と憎まれ口を叩いた。ライバルの垣根を越えて芽生えた友情に、フェイスブックには称賛の言葉が相次いでいる。

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