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岡崎、今夏初のPSMで先発 王者レスターは格下に先制されるも逆転勝利

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[7.19 プレシーズンマッチ オックスフォード・U 1-2 レスター・シティ]

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは19日、オックスフォード・ユナイテッド(イングランド3部相当)と今夏初のプレシーズンマッチを行い、2-1で勝利した。先発出場した岡崎は後半15分までプレーしている。

 プレミアリーグ王者レスターは、昨季と同じ4-4-2を採用し、キーパーはGKカスパー・シュマイケル。最終ラインは右からDFダニー・シンプソン、DFロベルト・フート、DFウェズ・モーガン、DFベン・チルウェル。中盤は右からMFデマライ・グレイ、MFハムザ・チョードリー、MFダニー・ドリンクウォーター、MFリヤド・マフレズ。2トップにはFWレオナルド・ウジョアと岡崎が並んだ。なお、イングランド代表FWジェイミー・バーディとウェールズ代表MFアンディ・キングはEUROに出場したため、欠場している。

 キックオフと同時に岡崎が前からプレッシャーをかけたレスター。マフレズが個人技からシュートを放つなど積極的な入りを見せたが、格下相手に先制点を許してしまう。前半14分、ペナルティーアーク手前の中央でFKを与えると、これをFWクリス・マグワイアにゴール右隅に決められ、0-1。それでもレスターは同29分、高い位置でボールを奪うと、ウジョアのラストパスをPA中央で受けたグレイが右足で左ポストに当てながらもゴールネットを揺らし、1-1と同点に追いつく。

 レスターは後半開始から5人を入れ替える。シュマイケルとモーガン、グレイ、チョードリー、マフレズを下げて、GKロン・ロバート・ツィーラー、DFルイス・エルナンデス、MFマッティ・ジェームズ、MFジェフ・シュルップ、MFトム・ローレンスを投入した。同7分、シュルップが強引にドリブル突破を試み、右足シュートを放つも相手DFのスライディングに阻まれ、逆転とはならない。

 すると、クラウディオ・ラニエリ監督は後半15分にシンプソン、フート、ドリンクウォーター、ウジョア、岡崎の前半組6人を下げて、FWアーメド・ムサ、MFダニエル・アマーティ、DFマルチン・バシレフスキ、DFカラム・エルダー、DFリアム・ムーア、FWアドミラル・ムスクウィを入れる。

 後半はほとんど相手陣内でプレーするレスターは21分、スルーパスで右サイドを抜け出したムサがPA右まで持ち込み、右足を振り抜いたが相手GKに弾き出される。だが、同24分、中盤でシュルップがボールを奪うと、リターンを受けてPA手前から左足一閃。低い弾道のシュートがゴール右隅に吸い込まれ、2-1と逆転に成功した。

 格下相手ということもあり、武器であるカウンター攻撃はほとんど見られなかったが、新加入のムサが果敢に裏に飛び出すなど、それぞれがアピールしたが、試合はそのまま2-1でタイムアップ。今季初の対外試合を白星で飾った。

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