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イタリア代表新監督がペッレの中国移籍に疑念「劣っているリーグに行くことは…」

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 イタリア代表の新監督に就任したジャンピエロ・ベントゥーラ氏が、中国スーパーリーグの山東魯能に移籍したFWグラツィアーノ・ペッレの決断に疑念を示している。

 EURO2016にも出場したイタリア代表FWは、今月11日にサウサンプトンから山東魯能に移ることを発表。母国のセリエAへの復帰やイタリア代表を率いていたアントニオ・コンテ監督が就任したチェルシーへの移籍も噂されていたが、中国への移籍を決断した。

 移籍の背景にはやはり莫大なお金の動きが影響しているとされる。『スカイ』によると、同選手の年俸は2年半で4000万ユーロ(約45億円)になるとされ、イタリア人選手としては最高額の選手になるのだという。

 ただ、現役イタリア代表選手の移籍は、リスクがあるとの見方も強い。『BBC』によると、ベントゥーラ新監督は今後の招集への影響も懸念している。

「選手はすべからく、勝ちたいという欲求を持っていなければならない。その点からいうと、劣っているリーグに行くことが助けになるとは思わない」

「ペッレに関していえば、EURO2016のドイツ戦でPKを失敗してしまったとはいえ、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。ただ、中国はとても遠い。なぜ彼が移籍したのか確認してみたい」

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