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ユーロで活躍もドルトムントでは構想外か… クバの新天地はボルフスブルク?

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恩師率いるリバプールやウエスト・ハムも争奪戦に参戦

 ドルトムントMFヤクブ・ブワシュチコフスキはドイツ国内に移籍先を求めることになるかもしれない。ドイツ『WAZ』によれば、ポーランド代表MFの新天地候補にボルフスブルクが浮上しているという。

 2007年夏にドルトムントに加入した“クバ”ことブワシュチコフスキは、ユルゲン・クロップ体制を象徴する右ウィングだ。ファンの間では絶大な人気を誇る“クバ”だが、クラブとは2018年までの契約を結んでいながらトーマス・トゥヘル監督の下では居場所がなく、昨季はフィオレンティーナにレンタルされていた。

 今夏のユーロ2016では2ゴールを記録し、ポーランドを初のベスト8に導いたブワシュチコフスキ。トゥヘル監督は先日、同選手について「彼がバケーションから戻って来たら話し合う予定」と話していた。MFヘンリク・ムヒタリアンをマンチェスター・ユナイテッドに放出したことで、ブワシュチコフスキが残される可能性も出てきていたが、『キッカー』によると、FWウスマン・デンベレエムレ・モルを獲得し、さらにアンドレ・シュールレも加わると見られるなか、ブワシュチコフスキはやはり今後の構想に含まれていないようだ。

 そこで『WAZ』は、ボルフスブルクが同選手に興味を示しており、すでに選手本人や代理人に接触したと伝えている。またポーランドメディアの情報として、クロップ監督が率いるリバプールウエスト・ハムが移籍先に挙がっていることも報じており、これら3クラブがブワシュチコフスキをめぐる獲得レースに臨むとの見解を示している。

 なお代理人を務めるボルフガング・フェーゲ氏は『WAZ』で、「クバが欲しがられているのは良いことだね」とコメント。だが、「彼がドルトムントを去ることになるとしても、去就が決定するのは8月に入ってからだろう」と移籍先が決まるのはまだ先だと述べている。


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