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プジョル氏、「私はスペイン人だ」と発言して批判を浴びる

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 元バルセロナカルレス・プジョル氏が、思わぬ形で批判を浴びることとなった。その原因は同氏の「ルーツ」にあるようだ。

 リーガ・エスパニョーラのプロモーション活動を行うため、中国を訪れていたプジョル氏は、現地のスポーツ番組で次のようなメッセージを送った。

「私はバルセロナの元キャプテンだ。リーガ制覇6回、チャンピオンズリーグ優勝3回、ユーロとワールドカップで1回ずつ優勝している。私はカルレス・プジョル。スペイン人だ」

 このプジョル氏の発言が波紋を呼んだ。彼はカタルーニャ出身であり、同州の象徴でもあるバルセロナで長年キャプテンを務めた。多くの地元の人々は、彼に裏切られたと感じ、ソーシャルメディア上で以下のようなコメントを残している。

「(タイトル奪冠後セレモニーの場で)カタルーニャ州旗を持って祝福していたようなヤツが、どうして自分をスペイン人だなどと言うんだ?」

「プジョルの恥知らずめ。君はビジネスより自分の街を愛す人間だと思っていたのに」

「敬愛するアミーゴ、プジョル。彼の前にポンドの札束を積んでみればいい。今度は自分をイギリス人だと言い張るさ」

 プジョル氏は、その後『コンフィデンシャル』の記者に対して「あのビデオは中国だけで流れるものだと思った」と釈明している。

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