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15年度入場料収入 J1が約13億円増収もJ2は約4億円減

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 Jリーグはこのほど、2015年度のJ1・J2・J3全クラブの経営情報を開示した。5月に速報版を開示していたが、3月決算の柏レイソルジュビロ磐田Y.S.C.C.横浜を含めた52クラブの情報を公表。クラブライセンス取得に影響がある3期連続赤字や債務超過のあるクラブは、2年連続でゼロ。ただ単年赤字は鹿島アントラーズ柏レイソルアルビレックス新潟清水エスパルス愛媛FCの5クラブとなっている。

 その他にも様々な数字が公表されている。入場料収入では14年のデータがないレノファ山口FCを除く51クラブのうち、25クラブが増収。23クラブが減収となった。ただ全体では約10億円の増収となっている。最も増収となったのは松本山雅FCで3億200万円増。これはJ1に上がったことが影響しており、逆にJ2に下がったセレッソ大阪は3億9200万円の減収となっている。

 ただJ1とJ2クラブを比べると、厳しい数字も見える。全体で13億5200万円の増収となったJ1は12クラブが増収となったが、J2は全体で3億9300万円の減収。13クラブが前年比減となった。

■15年度入場料収入(前年比)
▽J1
仙台 6億6000万円(0)
山形 2億8100万円(+9800万円)
鹿島 7億8800万円(0)
浦和 21億7400万円(+1億9200万円)
柏 5億1800万円(+5200万円)
FC東京 9億6600万円(+1億900万円)
川崎F 7億7700万円(+2億600万円)
横浜FM 9億4800万円(-1000万円)
湘南 3億3500万円(+1億1100万円)
甲府 3億5400万円(-6800万円)
松本 5億9700万円(+3億200万円)
新潟 7億1100万円(+6100万円)
清水 5億5100万円(+1200万円)
名古屋 7億2700万円(-2900万円)
G大阪 7億9500万円(+2億300万円)
神戸 4億2500万円(-6100万円)
広島 6億3800万円(+1億3300万円)
鳥栖 5億7600万円(+4100万円)

▽J2
札幌 4億2400万円(+3400万円)
水戸 8100万円(-700万円)
栃木 1億2800万円(-900万円)
群馬 7100万円(-800万円)
大宮 3億1500万円(-3200万円)
千葉 3億6000万円(+4500万円)
東京V 2億400万円(+1700万円)
横浜FC 1億5600万円(-1100万円)
金沢 7400万円(+5400万円)
磐田 3億9600万円(+2200万円)
岐阜 1億3100万円(-900万円)
京都 1億9300万円(-3600万円)
C大阪 4億64000万円(-3億9200万円)
岡山 1億7600万円(+1500万円)
讃岐 9900万円(-500万円)
徳島 1億4500万円(-9700万円)
愛媛 6700万円(+700万円)
福岡 2億3500万円(+4300万円)
北九州 8200万円(+300万円)
長崎 9400万円(-700万円)
熊本 1億1900万円(-1600万円)
大分 2億4500万円(-400万円)

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