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52人招集拒否のスウェーデンがまた断られる…ラーションが息子の五輪派遣認めず

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 スウェーデンサッカー協会は23日、リオデジャネイロ五輪のスウェーデン代表FWヨルダン・ラーション(19)がメンバーから外れることを発表した。

 ホーカン・エリクソン監督はさらに頭を悩ませることになりそうだ。15日にバックアップメンバーを含めて22人のメンバーを発表したスウェーデンだが、英『ESPN』によれば、52人に招集を拒否されて決まったメンバーだったという。五輪は国際サッカー連盟(FIFA)が国際Aマッチデーに指定していないため、クラブ側に選手の派遣義務はなく、欧州のシーズン開幕時期に開催されることからクラブ側が選手派遣に難色を示したとのことだ。

 エリクソン監督は「もちろん失望している。あまり多くのFWがいない中で、さらに重い影響を及ぼすのは間違いないだろう」と肩を落としている。

 ラーションの所属クラブであるヘルシンボリは、同選手の父であり、スウェーデンのレジェンドであるヘンリク・ラーション監督が指揮するクラブ。同クラブによると、「今はアタッカーが2人しかいない」と苦渋の決断ではあるが、息子の五輪行きを許可しないことを決めている。

 スウェーデンはリオデジャネイロ五輪で日本と同じグループBに属し、4日にコロンビア代表と初戦を戦い、7日にナイジェリア代表、10日に日本と対戦する。

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