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イグアインのユーベ移籍に激怒のナポリサポ、クラブも批判「裏切り者」「金を出せ」

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 ナポリFWゴンサロ・イグアインユベントス移籍が秒読みと報じられ、ナポリサポーターは怒りをあらわにしている。その標的は、イグアイン本人とアウレリオ・デ・ラウレンティス会長だ。

 イタリアメディアは23日、イグアインが前日にユーベのメディカルチェックを受けており、ナポリからの移籍が秒読み段階だと報じた。ユーベはすでにイグアインと合意しているとみられ、契約解除金を支払うことで獲得する見とおしだ。

 昨季のセリエA得点王で、年間最多得点記録を66年ぶりに更新したエースが最大のライバルへ去るとあり、当然ファンは怒りをあらわにしている。23日はキャンプ地でイグアインを罵倒するチャントが起き、同日の練習試合でも「裏切り者」という横断幕が掲げられた。SNSでも、イグアインのユニフォームを燃やしたり、トイレの便器に沈めた写真などがアップされている。

 だが、ナポリファンの怒りの矛先は、クラブにも向けられた。イグアインの代理人を務める兄のニコラス氏は以前、クラブの野心に疑問を投げかけている。一部のサポーターも同じ考えのようで、この日は「オレたちは勝ちたいんだ」「アウレリオ、大金を出せ」といった横断幕も掲げられた。「ADL(アウレリオ・デ・ラウレンティス)、出ていけ」と“政権交代”を求めるファンもいる。

 FWエゼキエル・ラベッシ、FWエディンソン・カバーニ、そして今回のイグアインと、クラブを代表するビッグネームを放出してきたナポリ。本気でタイトルを狙うつもりがないという声もあるなか、デ・ラウレンティス会長はどのような対応を取るだろうか。

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