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千葉、屈辱大逆転負けにショック隠せず…関塚監督「本当に何と言ったらいいのか」

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[7.24 J2第25節 千葉3-4清水 フクアリ]

 ジェフユナイテッド千葉にとっては屈辱的な敗戦になった。前半27分までに2点の先行を許すも、FW船山貴之の2ゴールと、後半39分のMF長澤和輝のゴールによって逆転。あとは数的優位の展開を逃げ切るだけだった。

 しかし後半45分にMF井出遥也が相手クロスボールをクリアしきれず、不運なオウンゴールで同点とされると、アディショナルタイムにはFW鄭大世に逆転弾を蹴り込まれる。「本当に何と言ったらいいのか…。言葉もありません」と絞り出しすように話した関塚隆監督は、「これが現実なので、しっかりと受け止めて、戦い方を確立していくしかない。サポーターと喜びを分かち合いたかったが、非常に残念です」と声を落とした。

 イレブンのショックも大きい。この日が27回目の誕生日だったDF若狭大志は、「まだ頭がボーっとしている感じ」と結果を受け止めることが出来ない。2ゴールを挙げた船山は「プレーオフ圏内も厳しくなってくる」と危機感を語った。

 今季初先発だったMF佐藤勇人は、「気持ち的にはプロのサッカーキャリアラストのゲームだと思って準備していた」と並々ならぬ思いを持って試合に臨んでいた。それだけに「この世界は結果がすべて。負けてしまっては、3-2にした評価はゼロになってしまう。今は悔しい思いしかないです」とうなだれた。


●[J2]第25節1日目 スコア速報

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