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[NB CHAMPIONSHIP U-13 MOM]FC LAVIDA FW栃久保海汰(1年)_パワフルFWが最前線で強烈なインパクト

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[NB CHAMPIONSHIP U-13 マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.24 NB CHAMPIONSHIP U-13予選リーグ最終節 FC LAVIDA 4-0 山形JY村山 時之栖裾野D]

 テクニカルな選手が揃うFC LAVIDAの中でその存在はやや異質だ。だが、最前線の役割を担う肉体派ストライカー、FW栃久保海汰のパワフルな動きは目を見張るものがある。この試合は力強い2ゴールに加えて前線からの迫力十分のプレス、仕掛けでもインパクトを残した。

 まずは試合開始直後に「フリーで良いボールが来た。決めないといけないボールだった」とFW坂井琉翔のパスをゴールへ沈めると、21分には前線で楔のパスを受けてから反転しながら左足シュート。「打てば入ると思った」という豪快な一撃をゴールへ突き刺した。特にDFのマークが付いている状況でもパスを求め、軸足の踏ん張りの利いた強シュートを決めきったこのプレーは“中1離れ”していた。

「身体がデカイんで背負ったり自分で仕掛けて行ったりすることを徹底している」。状況を見て周囲を活かしつつ、その体躯を活かしたプレーを発揮。また体力を目一杯つぎ込んだ献身的なランニングは、ピッチサイドまで呼吸の音が聞こえて来そうなほどだった。本人は「まだ体力がないんでもっと走れるように」と首を振ったが、その走りも十分に印象的だった。

「仕掛けて、周りも使えるように。そして得点も取れるようにしたい。判断をしっかりしてシュートを絶対に決められるようにしたい」。今回のnewbalance CHAMPIONSHIP U-13は予選リーグ3試合で4得点。24日午後にさらなる躍進を果たしたチームを最前線で力強く引っ張っている。

[写真]前半21分、FC LAVIDAのFW栃久保が左足で2点目のゴール

(取材・文 吉田太郎)
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【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2016

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