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ゲッツェ&シュールレを加えてトップチームに31人…ドルトCEOはさらなる補強を否定し放出に専念

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 ドルトムントが今夏の移籍市場で、新たな選手獲得に動くことはないようだ。ハンス・ヨアヒム・バツケCEOがドイツ『ビルト』で、「選手が多すぎる」と語った。

 ドルトムントは今夏にDFマッツ・フンメルス、MFイルカイ・ギュンドアン、MFヘンリク・ムヒタリアンと主力3人を失ったが、その一方でMFマリオ・ゲッツェ、FWアンドレ・シュールレら8人を獲得。現在、トップチームには31人が所属している状況だ。

 バツケCEOは『ビルト』で、さらなる補強については「おそらくないだろう」とコメント。「現時点において、どちらかと言えば選手が多すぎる」と語り、これからは選手の放出に専念する模様だ。

 放出候補に挙げられているのは、DFパク・チュホ、DFヤニク・バンドフスキ、MFヤクブ・ブワシュチコフスキ、MFモリッツ・ライトナーなど。またDFネベン・スボティッチのミドルスブラ移籍は、先日にろっ骨の問題が発覚したために破談となった。手術を受けた同選手が年内に復帰することは厳しいとみられ、今夏に退団する可能性は消滅している。

 バツケCEOはまた、レバークーゼンDFエメル・トプラク獲得に動いたことにも言及。最終的に獲得しなかった理由は、レバークーゼンとの交渉が合意に至らなかったためであるという。

「トプラクに関しての交渉は行われた。レバークーゼン側にも考えがあり、それは我々とは異なるものだった。当然、彼らの希望に応じることだってできたが、それはドルトムントのやり方ではない。今回は取引が成立しなかったということだ」

 トプラクとレバークーゼンの契約には、2017年夏に行使可能な契約解除条項が盛り込まれているとされる。その条項においては、1200万ユーロ程度の移籍金を支払うクラブがあれば、同選手は移籍可能となる模様だ。

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