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リオ五輪代表 最後の2部練、午前中はハードにトレーニング…PK練習も

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 リオデジャネイロ五輪代表は25日、活動期間中最後の2部練習となる午前中の練習をブラジルのアラカジュで行った。先日37度3分の熱を出してホテルで静養したMF大島僚太(川崎F)は熱が37度1分に下がったものの午前中は引き続き静養し、様子を見て午後の練習から参加する可能性があるようだ。

 大島と合流前のFW久保裕也(ヤングボーイズ)を除く16選手にトレーニングパートナー5選手を加えた計21選手によるトレーニングが開始された。ランニング後に体幹トレーニングを行うと、その後はボールを使ったトレーニングに移行し、2グループに分かれてワンタッチのボール回しなどをこなした。

 その後はハーフコートによる9対9、2対2、3対3を行う。2対2と3対3ではシュートを打たれたチームの選手が入れ替わり、シュートを打ったチームに対してすぐさま攻撃を仕掛けるなど、素早い攻守の切り替えが要求された。

 練習の最後にはフィールドプレーヤーが2組に分かれて9人対9人のPK戦を実施。両チームの1人目MF遠藤航(浦和)がGK櫛引政敏(鹿島)に、MF中島翔哉(FC東京)がGK中村航輔(柏)にストップされる。さらに7人目のFW浅野拓磨(アーセナル)のシュートがポストを叩き、同じく7人目のDF室屋成(FC東京)のシュートが中村に阻まれる互角に展開に。最後は9人目のMF渡辺皓太(東京Vユース=トレーニングパートナー)のシュートがGK杉本大地(徳島=トレーニングパートナー)にストップされ、ビブスなしチームが7-6の勝利を収めた。

 約1時間ほどのトレーニングを終えたチームは、午後からのトレーニングに備えて、一度練習場となるスタジアムを後にした。

(取材・文 折戸岳彦)

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