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パリSGが前半3発で快勝、レアルは後半メンバー総入れ替え&ジダン息子投入も奏功せず

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[7.27 IC杯 R・マドリー1-3パリSG オハイオ]

 インターナショナルチャンピオンズ杯(IC杯)の米国・欧州ラウンドが27日に行われ、パリSG(フランス)がレアル・マドリー(スペイン)に3-1で勝利した。レアルは30日にチェルシー(イングランド)、パリSGは31日にレスター・シティ(イングランド)と対戦する。

 試合は開始直後から大きく動いた。前半2分、パリSGのMFナニタモ・イコネがドリブルで複数のDFを一気に置き去りにし、PA内中央から軽々と右足でゴール左へ流し込んで先制ゴール。いきなりリードを奪ったパリSGだったが、同11分にDFチアゴ・シウバが接触プレーで負傷交代となってしまった。

 だが、T・シウバと代わって入った新加入のベルギー代表DFトーマス・ムニエがこの嫌な雰囲気を払拭する。前半35分、PA手前中央からムニエが左足を振り抜くと、豪快なシュートがゴール左隅に突き刺さり、スコアは2-0。さらに同40分には裏へ抜け出したムニエがPA内右から折り返し、相手GKに阻まれるも、こぼれ球を自ら押し込んで3点差とした。

 立て続けに失点を喫したレアルは相手のハンドで獲得したPKから、キッカーのDFマルセロが決め、前半44分に1点を返すのがやっと。前半はパリSGが優位性を保ち、3-1で折り返した。

 後半は両チームとも続々と交代カードを切ったこともあり、前半ほどチャンスシーンが生まれない焦れた展開となる。後半開始からメンバー全員を入れ替えたレアルはMFマルティン・ウーデゴーア(17)やジネディーヌ・ジダン監督の息子であるMFエンツォ・ジダン(21)など若い力を試し、徐々にポゼッションで押し返してペースを握ったが、スコアは動かず。パリSGが前半のリードを維持し、3-1で快勝を飾った。

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