beacon

サンパオリ、アルゼンチン代表監督就任を断ったと明かす 「セビージャを離れるのは無責任」

このエントリーをはてなブックマークに追加

代表監督就任は夢ではあるが…

 セビージャのホルヘ・サンパオリ監督は、アルゼンチン代表監督就任に向けた打診があったことを明かしながらも、これを断ったと話している。

 アルゼンチン代表はコパ・アメリカ・センテナリオで準優勝に終わったあとヘラルド・マルティーノ前監督が退任し、現在後任探しが行われているマルセロ・ビエルサ氏やトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督らと並んで、サンパオリ氏もその候補として名前が挙がっていた。

 だが、新シーズンに向けてセビージャ指揮官に就任したばかりのサンパオリ監督がその仕事を放棄することはない。28日に行われたマインツとの親善試合を終えたあと、同監督は次のように語った。

「アルゼンチン代表監督就任の話について、AFA(アルゼンチンサッカー協会)から電話があった。光栄ではあるが、今セビージャを離れるのは無責任なことだ」

 代表監督就任が「夢」であることは認めつつ、現在はUEFAスーパーカップのレアル・マドリー戦やスペイン・スーパーカップのバルセロナ戦に向けた準備に集中していることを強調した。

「夢というのは、望んでいるときにはやって来ないものだね。今の夢はマドリーとバルサに勝つことだよ。どちらも非常に重要な試合だ」

 なお、セビージャが1-0の勝利を収めたマインツ戦では、昨季途中から負傷のため離脱していたマインツFW武藤嘉紀が後半からの出場で復帰を果たしている。セビージャMF清武弘嗣は現在離脱中のため出場しなかった。

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP