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ミケル、五輪代表への“寄付”を否定 リオ初戦で日本と対戦のナイジェリア

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金銭難のチームを救済と報じられるも…

 チェルシーのナイジェリア五輪代表MFジョン・オビ・ミケルは、金銭難に苦しむ五輪代表チームに3万ドル(約310万円)を自腹で寄付したという報道を否定している。

 29歳のミケルは、オーバーエイジ枠選手のひとりとしてU-23代表チームに加わっている。だが同チームはナイジェリアサッカー連盟(NFF)からの十分なサポートが得られずに苦しんでおり、チーム最大のスター選手であるミケルがその救済に動いたと伝えられていた。

 だがミケルはこれを否定し、チームの余計な動揺につながるものだとして報道に苦言を呈している。NFF公式サイトや『ESPN』が同選手のコメントを伝えた。

「僕がこの話を最初に聞いたのは、ナイジェリアから電話をかけてきた友人からだった。(記事の)リンクを送ってもらうまでは彼がジョークを言っているんだと思ったよ」

「どこから出てきた話なのかは知らないが、僕にとってはチームを分裂させるような話でしかない。メディアに出てくる話は、逆にチームを団結させるような話であるべきだと思う」

 ナイジェリアは8月4日に行われるリオデジャネイロ五輪初戦で日本代表と対戦する。周囲の雑音に乱されることなく、試合に集中したいところだろう。

「リオでの僕らの目標は素晴らしい戦いをすることだ。でも周りがこんなことを続けるようだと、どうすれば団結できるのか分からない。こういうことは、五輪のような大きな大会に臨むチームの助けにはならないよ」

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