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「確実に負けるとは決まっていない」 ブラジル戦に意気込み示すMF中島

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 リオデジャネイロ五輪日本代表は30日に(日本時間31日4時30分キックオフ)、五輪ブラジル代表と親善試合を行う。前日の公式練習で4-2-3-1のトップ下に入ったMF中島翔哉(FC東京)が意気込みを示した。

 11年に行われたU-17W杯準々決勝でブラジルと対戦した日本。ベンチスタートとなった中島は0-3で迎えた後半20分にピッチに送り込まれると、同32分に反撃の狼煙を上げる得点を記録。その後、1点差まで詰め寄った日本だったが、反撃及ばずに2-3の敗戦を喫して大会から姿を消すことになった。

 雪辱を果たす舞台とも言えるが、「明日は親善試合で、本当にリベンジできるのは本当の国際大会」と中島はいう。しかし、確かめられることもある。「自分がどれだけ成長してきたかは分かると思うので、それはチームとしても確かめたい」と5年間の成長をピッチ上で示そうとしている。

 相手はリオ五輪本大会優勝候補のブラジル。「金メダル候補、強い相手と試合ができるのはすごくいいこと。勉強するところもあるはず」と語りつつも、「でも確実に負けるとは決まっていないので、自分たちのプレーをして勝ちにいきたいと思う」と胸を張って答えた。

(取材・文 折戸岳彦)

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