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ペレ氏、健康上の理由で五輪開会式参加を断念 「健康より大事なものは神様だけ」

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聖火最終走者を打診された模様だが…

 元ブラジル代表のペレ氏は、健康上の問題のため6日のリオデジャネイロ五輪開会式への参加を断念したことを明らかにした。

 ブラジルスポーツ界が誇る最大のレジェンドの一人であるペレ氏は、母国ブラジルで開催される五輪の開会式で聖火の最終走者を務めることを打診されたと先日明かしていた。五輪組織委員会は打診の事実を認めてはいない。

 いずれにしても75歳の同氏は、開会式への参加を断念する決断を下した。『インスタグラム』で次のように声明を述べている。

「親愛なる友人の皆さんへ。私の健康よりも大事なものは神様だけだよ! これまでの人生で骨折もしたし手術も受けたし、痛みや入院や勝利や敗北も味わってきた。私のことを称賛してくれる者たちをいつも尊重しようとしてきた」

「決断の責任は私にある。私はいつも家族やブラジルの人々の期待を裏切らないよう務めてきたが、今は肉体的に五輪開会式に参加できる状態ではない。一人のブラジル人として、この大会に参加するすべての人々を神様が祝福し、五輪が大きな成功を収めて平和裏に終わることを願いたい」


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