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東海学園大が阪南大に3発完封!!日体大&鹿屋体育大も勝利で中0日の2回戦へ

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 第40回総理大臣杯全日本大学トーナメントの1回戦の延期分3試合が7日に行われた。昨季の全日本大学選手権(インカレ)準Vで今季の関西学生リーグで首位に立っている阪南大(関西5)が東海学園大(東海2)に敗れる波乱があった。その他の2試合では、日本体育大(関東6)と鹿屋体育大(九州1)が勝利した。

 前日6日に悪天候で延期された残り3試合が行われた。鹿屋体育大(九州1)は福山大(中国1)と対戦。前日の試合では、前半17分にMF樋口雄太(2年=鳥栖U-18)のゴールで先制も、悪天候の影響で中断。この日は前半26分43秒から試合が再開された。

 再開から12分後にDF藤山智史(4年=四日市中央工高)のゴールで鹿屋体育大が追加点。試合はそのまま終了し、2-0で2回戦進出を決めた。

 日本体育大(関東6)は大阪学院大(関西6)に4-1の快勝。前半14分の先制後、同42分に追いつかれ、後半を迎える。それでも後半35分からの8分間でFW太田修介(3年=甲府U-18)がハットトリックの活躍。4-1で2回戦へ進んだ。日本体育大の勝利により、関東勢は全8校が初戦突破した。

 東海学園大(東海2)は金星を手にした。2年ぶりに夏の全国へ乗り込むと、今季の関西学生リーグで首位に立つ阪南大(関西5)に3-0の完封勝利。シュート数では6本と相手の15本を大きく下回ったが、スコアでは完勝だった。ゲームキャプテンでエースのFW畑潤基(4年=東海学園高)が1得点1アシストと仕事を果たしている。

 前半21分に畑の左足シュートで先制。同32分には畑のアシストからDF仲啓輔(3年=藤枝明誠高)が追加点を決める。2-0で前半を折り返し、後半35分にはFW武田拓真(3年=中央学院高)がダメ押しの3点目。3発完封で2回戦進出した。

 敗れた阪南大は悔しすぎる敗戦。フル出場したFW山口一真(3年=山梨学院大附高)がチーム最多5本のシュートを放ったが、最後までゴールネットを揺らすことはできず。0-2のハーフタイムには2枚を交代。負傷明けのMF重廣卓也(3年=広島皆実高)とFW外山凌(4年=前橋育英高)を入れたが、流れを変えるには至らなかった。

 天候不良によるアクシデントで中0日で2回戦を迎えることになった3チーム。あすの3回戦で日本体育大は鹿屋体育大と戦い、東海学園大は明治大と戦う。

【総理大臣杯1回戦・延期分】(8月7日)
[J-GREEN堺 メインフィールド]
日本体育大 11:00 大阪学院大
[日]渡邊龍(14分)、太田修介3(80、82、88分=補・原田亘)
[大]斎藤俊輔(42分=補・斎藤寛平)

東海学園大 3-0 阪南大
[東]畑潤基(21分=補・榎本大輝)、仲啓輔(32分=補・畑潤基)、武田拓真(78分=補・渡邊柊斗)

福山大 0-2 鹿屋体育大
[鹿]樋口雄太(17分=補・福森健太)、藤山智史(38分)

【総理大臣杯2回戦】(8月8日)
[キンチョウスタジアム]
筑波大 15:30 立命館大
桐蔭横浜大 18:00 常葉大浜松キャンパス

[ヤンマーフィールド長居]
国士舘大 15:30 びわこ成蹊スポーツ大
順天堂大 18:00 関西大

[三木総合防災公園陸上競技場]
日本体育大 15:30 鹿屋体育大
早稲田大 18:00 中京大

[J-GREEN堺・メインフィールド]
明治大 15:30 東海学園大
関東学院大 18:00 大阪体育大

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