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ホームで被シュート19本も…千葉は無失点に手ごたえ「やられない感覚あった」

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[8.7 J2第27節 千葉0-0愛媛 フクアリ]

 監督交代後初のホーム戦も、勝利で飾ることは出来なかった。これまで過去6年間、ホームでは全勝と相性の良かった愛媛FCをフクアリに迎えたジェフユナイテッド千葉だが、前半からシュート13本を浴びる苦しい展開。何とか無失点で耐えると、後半は交代で入った選手がチャンスを作る場面もあったが、無得点。愛媛にホームで初の勝ち点を献上した。

 しかし長谷部茂利監督以下、選手たちに悲観する様子はない。むしろ指揮官は、「コンビネーションのプレーだったり、攻撃の部分ではあと少し良くなれば、結果につながると思う。守備のところでも意識が高まった。当然、これまでも戦っていたが、より一層、最後の体を張ることが出来ている。泥臭いゲームですけど、今日は抑えることが出来たんじゃないか」と評価した。

 この日の被シュートは19本。千葉の9本の倍以上だった。しかしDF若狭大志は「多くのシュートは打たれたが、これはやられないなという感覚があった。それはここ最近ではなかったこと」と、10試合ぶりの無失点ゲームを前向きに捕らえる。FW船山貴之も「ここ最近は失点していたので、ゼロに抑えたのはよかったんじゃないか」と手ごたえを語った。

 ただ勝ち点1では到底満足するわけにはいかない。次戦は中3日で迎えるアウェー北九州戦。FW町田也真人は、「監督がやりたいことを理解して、(チームが)変わろうとしている。常にいいコンディションで出られるようにしていきたい」と力を込めた。

(取材・文 児玉幸洋)
●[J2]第27節 スコア速報

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