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OA藤春空回り…決定機外し痛恨OGで追加点献上 後半途中交代

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[8.7 リオデジャネイロ五輪 B組第2節 日本 2-2 コロンビア マナウス]

 オーバーエイジでリオデジャネイロ五輪出場しているDF藤春廣輝の痛恨プレーが、日本代表に重くのしかかった。

 前半から会場の雰囲気も変えてしまうほど、圧倒的なサッカーを見せていた日本。しかしシュートがことごとく決まらない。前半34分にはFW興梠慎三の左クロスに対し、ファーサイドでフリーで待つ藤春が頭で合わせるが、シュートは枠外に外れてしまう。直後にも藤春には決定機があったが、シュートまで持ち込めなかった。

 そしてさらに展開を厳しくしたプレーが、先制されたあとの後半20分、GK中村航輔が弾いたボールを藤春がクリアに行くが、まさかのキックミス。ボールは無情にもゴール方向に飛んでしまう。DF植田直通が懸命にかき出そうとしたが、ボールはゴールラインを割った。

 手倉森誠監督は後半35分にDF亀川諒史と交代でベンチに下げることを決断。最後に攻撃のカードを切りたい時間帯での、SBの交代だった。引き分けたことで敗退は免れたが、第3戦に向け藤春のメンタルの回復が急がれる。

●リオデジャネイロ五輪特集

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