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ドルト新加入コンビが記者会見、“新参者の儀式”にも言及…シュールレ「皆にはウケた」ゲッツェ「やらずに済んだ」

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 スイス合宿中のドルトムントが記者会見を開き、今夏加入したドイツ代表のMFマリオ・ゲッツェとMFアンドレ・シュールレが新シーズンへの抱負を語った。9日にクラブ公式サイトが伝えている。

 今夏8人目の新加入選手としてドルトムントの一員となったシュールレ。クラブの第一印象を「温かく迎え入れてもらい、最初から本当に居心地がよかった。何もかもがね」と話し、「昨日は新加入選手の儀式で一曲披露させられたよ。うまく歌えなかったけど、皆にはウケていたね……」とチームメイトとのエピソードも明かした。

 希望するポジションを「サイドに張らない左フォワードだね。センターフォワードやセカンドトップでもプレーできる」と語るシュールレは「このチームのクオリティーは計り知れない。攻め方は自分に合っているし、うまく溶け込んで機能すれば絶対に成功できるはずだ」と活躍に自信を示した。

 一方、バイエルンから3年ぶりにドルトムントへ復帰したゲッツェは“新参者の儀式”はやらずに済んだようだ。「幸運にも歌わずに済んだよ。ほかの2人と夕食の配膳係をしなければならなかったけどね。こういった儀式は嫌いじゃないし、チームの雰囲気もよくなる」と話した。

 古巣復帰については「新しさと懐かしさの両方を感じている。ドルトムントが自分に興味を持っていると最初に聞いたとき、このクラブに戻れるならとにかく嬉しいと思ったね」と決断に迷いがなかったことを明かし、「とにかく最高に素晴らしいシーズンになるだろうね。僕はこの街やクラブ、チームメイトのことも知っている。ここには最高の環境がそろっているよ」と満足感を口にした。

 5年ぶりのリーグ王座奪還を狙う今季。MF香川真司とともに2010-11、2011-12シーズンの連覇を知るゲッツェは「簡単には予想できないな。シーズンは長い旅路のようなものだからね。とにかく、僕らのポテンシャルをフルに発揮したい」と意気込んだ。

 ドルトムントの新シーズンは、14日に本拠地シグナル・イドゥナ・パルクで行われるバイエルンとのドイツスーパー杯で幕を開ける。

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