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元ドイツ代表のGMが宇佐美を語る「卓越したクオリティーを見せるが…ちょっと注意が必要だ」

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 アウクスブルクのゼネラルマネージャー(GM)を務める元ドイツ代表のシュテファン・ロイター氏が今夏ガンバ大阪から完全移籍した日本代表FW宇佐美貴史の印象を語った。ドイツ『キッカー』が伝えている。

 G大阪の下部組織で育った宇佐美は2009年に17歳でトップチームデビューを果たすと、11年に19歳でバイエルンへ期限付き移籍。しかし、初の海外挑戦はうまくいかず、12年のホッフェンハイム移籍を経て13年6月にG大阪へ復帰していた。G大阪復帰後はエースとしてチームをけん引し、日本代表でも初ゴールを記録。そして今夏、2度目の海外挑戦として再びドイツへ渡っていた。

 同紙によると、ロイター氏は新戦力の宇佐美に対して「オフェンスではセンセーショナルなプレーをみせてくれるね。ただちょっと注意する必要があるよ。今はトレーニングをこなしたところで、来た当初はとてもフレッシュな状態で体が軽い印象だったが、今は少し疲労を抱えているのではないかという印象を持っている」とコンディション面での不安を挙げた。

 それでも「密度の濃いトレーニングを行っているのだから、何もおかしな話ではないのだがね。それに、いくつか慣れていかなくてはならないところもある」とフォローし、「彼は卓越したクオリティーを垣間見せているし、彼がチームの助けとなることを期待しているよ」とポテンシャルを認め、活躍してくれることを願った。

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