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スペインメディア、清武に厳しめの評価 走行距離は全選手の中で2位を記録

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『マルカ』の寸評では「5」が付けられる

 セビージャMF清武弘嗣は、9日にUEFAスーパー杯のレアル・マドリー戦(2-3)で公式戦デビューを飾った。スペイン『マルカ』では、同選手に厳しめの評価が与えられている。

 『マルカ』は試合の採点で、清武に「5」を付けている。セビージャの選手ではDFマリアーノに最高点の「8」、MFフランコ・バスケス、ビトロ、GKセルヒオ・リコに「7」、DFニコ・パレハに「6」が付けられ、清武を含めた7選手に「5」、MFマティアス・クラネビッテルとFWルシアーノ・ビエットには「4」という評価が下された。

 清武が目に見える数字を残したのは、ゴールやアシストではなく走行距離だった。出場した28選手のうち、MFスティーブン・ヌゾンジ(15.723Km)に次ぐ2番目の数字を記録(15.712Km)。これについて、『マルカ』は以下のように記している。

「ヌゾンジは持てる体力をすべて使い切った。攻撃においても、守備においてもプレーに関与し続けた。そして、そこにはチームメートである清武のはかり知れないサポートがあった。(走行距離の)両者の差はわずか11メートル。サンパオリ監督が理想の中盤のコンビを見つけたのは間違いない」

 また、ホルヘ・サンパオリ監督が先発でデビューさせたビエット、清武、バスケスに関してはこう記している。

「ビエットは試合中ほとんど消えていた。清武は要所で光るクオリティーを示した。だが、なかでも際立ったのはバスケスだ」

「バスケスはプレシーズンを通じて、あまりにもクールで遅いプレーが目立っていた。しかしながら彼はフットボールがスピードのある選手たちの所有物ではないと証明した。フットボールはインテリジェンスのある選手たちのものだ。彼のゴール、時折見せるワンツー、ボールをプロテクトする術でそれは示された。彼は今後注目すべき選手である」

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